乳がんは早期に発見すれば、治癒する可能性の高いがんです。今から20年前、それを知らずに命を落とす女性が後を絶ちませんでした。
そのころ欧米では、1980年代からの乳がん啓発運動が実を結び、死亡数は明らかに減少に転じていました。その運動を象徴するイベントがピンクリボンを掲げたラン&ウオークの大会です。
日本でもこのムーブメントを起こそう。知っていれば、助かった命を救おう。そこで生まれたのが
「ミニウオーク&ラン フォー ブレストケア ピンクリボンウオーク」。2002年3月31日、第1回大会が開催されました。
それから20年。乳がんにかかる人の急増を背景に、死亡数減少に至っていません。
ピンクリボン運動にはさらなる力が必要です。